Meet the inner sense.

ふと歩みを止めると
風がおしえてくれる
目をとじていても 光っている
溢れんばかりの いのちの衝動
なにかを探すでもなく
なにかになろうとするでもなく
ただ いまここにいて
いのちを燃やしている
それが こんなにもうつくしい
風のゆくえ そのままに
道草とは
日常の喧騒から離れ、自然や美しい存在、大切に紡がれてきた哲学にふれる。
そうすることで五感がひらき、自然とリズムが調和して、ふと自分の内側でうまれるものに気付くひとときです。
理由はわからないけれど、心惹かれる——
自然の風景や場所、人、映像、音楽、アート…
何かの目的のためではなく、感性が共鳴する人たちとともに過ごす余白の場。
直感や感覚を頼りに歩む先には、その時の自分にとって必要な出会いや気づき、
あるいは思いがけないつながりや化学反応が待っているかもしれません。
いくつものタイミングが重なり、その時に出会えた奇跡。
そんなかけがえのないひとときを、時間軸を超えた余韻として味わい続けられるように、
私たちは、その意識の足跡を映像として残していきます。
開催地
クイーンズメドウ・カントリーハウス (岩手県遠野市)
https://qmch.jp/
1999年より、岩手県遠野市北部の附馬牛 (つきもうし) にて、遠野らしい美しい景観がこの先も続いていくことを願い、豊かな森と牧草地の広がるこの地で開拓が始まりました。
早池峰山を望む里山には、ハフリンガー種の馬たちが放牧され、そばには田畑が寄り添うように広がり、ささやかながら有機農業も営まれています。
ここで暮らす馬たちは、人を乗せることも、農耕の役割を担うこともなく、
ただ“馬”として、ありのまま生きています。
私たちはクイーンズメドウ・カントリーハウスの在り方、
馬と人がともにある世界に共感し、現地の皆さんとプログラムをつくっています。
noteで開催レポートを公開しています。
映像
Memories of “Michikusa”
プロフィール
コミュニティデザイン
志知 純子
愛知県名古屋市出身。
2020年、25年間の会社員生活を経て、東京から長野へ移住。
30代でパートナーとの死別を経験し、ありのままの自分を表現できる関係性の尊さに気づく。
その体験を経て、2024年より、心がひらく余白の時間として『道草』をスタート。
馬と人が共生する岩手・遠野の「クイーンズメドウ・カントリーハウス」など、自然と思想のある場所で、その地に根ざす人々やアーティストとともに、感性の共鳴から生まれる風景や、つながりの場を育んでいる。
2018年より、NZ在住の作家・四角大輔が主宰する〈LifestyleDesign.Camp〉の事務局・プロデューサーも務める。
映像作家・ディレクター
馬場 猛
愛知県新城市出身。
目に見えない「意識の足跡」を映像を通して届けることをテーマに、体験を通して感じる空気感、色味、音をそのまま映像に込めることをライフワークにしている。